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Hさん

小さな組織だから
風通しがとても良いです

2010年新卒入社Hさん

私の仕事

橋や歩道橋をメインに道路に関わる土木構造物の点検を行っています。
点検業務の大まかな流れは、まず踏査(下見)を行い点検対象構造物の立地条件や構造物の規模を把握し近接目視点検が可能な点検方法を検討します。この時、大まかな損傷具合も把握し点検に要する時間を検討します。ひとつの点検業務では通常複数の構造物を点検しますので、それらをどのような順序で点検していくか最適な工程を立案します。
実際の点検は検討した点検方法に基づき現状の損傷とその原因を正確に把握するように努め、損傷個所をスケッチし損傷内容を記載し、損傷写真を撮影します。現場でスケッチした損傷個所や内容はCADで清書し、損傷写真などと一緒に点検調書にしていきます。この点検調書が我々のいわば商品となります。この商品(点検調書)を見た方がその土木構造物の現状を確実に把握できる点検調書を作成することが仕事です。

シビルのグッドポイント

若い社員が多く活気があるところが良いと思います。
小さな組織ですので、風通しが良いところもあります。上司と部下の距離感が近く、相談しやすい雰囲気があると思います。 また、欠かせないことですが創業以来20数年、業績が安定しているところですね。 安心して仕事ができる環境にあるということは非常に良いと感じています。

今のやりがい

点検業務は維持管理サイクルの重要な役割を担っています。
私の行っているインフラ構造物(社会資本)点検業務は、社会貢献度の高い仕事だと感じています。社会資本は適切な維持管理を行うことで、構造物の状態を良好に保ち、耐用年数を延ばすことができます。構造物の維持管理は、点検→診断→補修の流れ(サイクル)で行われ、耐用年数が経過し、機能が低下した構造物は新しく作り変えられます。
点検業務はその維持管理サイクルの最初であり、とても重要だと感じています。道路構造物等の5年ごとの定期点検が義務化され、まだまだ点検業務の範囲は多くの構造物に広がって続いていくと思います。今後の為に、若い技術者を育てることも大切だと感じています。

これからの目標

ライフ・ワークバランスの取れた組織を作りたいです。
踏査から始まり点検そして調書作成までの仕事の流れを複数人で分業し組織で仕事を完成させています。均一で質の良い点検調書をより効率的に作成できる組織を作り上げていくことが管理者としての目標です。
現状点検調書の出来は点検担当の能力だけによるところが多いのですが、それでは会社としても個人としてもマイナスな面が出てしまう場合があります。個人に仕事が偏りすぎる場合もあります。みんなが同じだけ汗をかき、みんなで喜びも分かち合う、ライフ・ワークバランスの取れた組織を作りたいです。

私のプライベート

体を動かすことが好きなので、草野球を続けています。野球が好きな人が集まった中でプレーするのはとても楽しいです。子供が見に来てくれた時は、普段よりいいプレーができる気がしますね。

先輩からのメッセージ

社会的貢献度も高いこの仕事はやりがいを感じられます。 土木構造物の維持管理サイクル(点検→診断→補修設計→補修工事)において点検業務はその最初の一歩です。正確で質の高い点検業務が土木構造物の長寿命化や、さらには人命を守ることにもつながります。現在までに膨大な量の土木構造物が造られてきました。
これらを後世に財産として引き継いでいくためには維持管理が大切なことは言うまでもありません。社会的貢献度も高い仕事としてやりがいを感じて頑張ってもらいたいです。在籍する社員は皆優しい人ばかりです。わからないこと、困ったことは丁寧に教えてくれますので、恐れずに土木業界に飛び込んで来てください。

先輩社員一覧