株式会社シビル・デザイン・ツーワン 採用サイトRECRUITING 2025

業務内容・会社概要

日々の入念な点検・補修で日本の橋梁を支えて続けているシビル・デザイン・ツーワン。
先輩方が活躍するリアルな現場の仕事をご紹介します。

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構造設計

例えば、道路の建設をする場合、設定される「道路の規格」や「設計速度」によって、カーブ半径の大きさや上り勾配、車線幅などの制限が決められます。
起点(出発点)から終点(到着点)までのルート設計をする技術者もいれば、設置される橋やトンネル、アンダーパスなどの構造物を設計する人もいます。
また、道路の排水施設や標識、通信施設の設計者もいます。そうです、道路は色々な設計者によって考えられているのです。
このように幅広い分野の設計が関わってくるため、設計者は自身の専門だけでなく、道路工学や河川工学、土質工学のほか、施工の知識も備えていなければなりません。
当社は、その中でもコンクリート製の構造物の設計をメインにしています。

こんな現場で活躍できます!
橋梁設計
橋梁は交通の道しるべや地域のランドマークに取り上げられる、土木構造物の中でも親しみの深いものでないでしょうか。橋の構造は大きく「上部構造」と「下部構造」に分かれます。当社では下部構造とその基礎構造の設計を手がけています。安全性を最優先に環境性、経済性、景観性などを考慮し設計をしています。
橋梁耐震補強設計
一般の人には聞きなれない言葉のようです。地震の時に、今の基準を満たしていない「橋脚柱」の耐力を向上させたり、橋げたが落下しないような装置を設置したりする設計です。場合によっては、免震装置を付けて地震の影響を抑えたりします。すでに、通行している橋にプラスする設計なので、現在の使用状況や工事の施工条件をしっかり把握し、現地にあった適正な工法を選定します。
橋梁補修設計
  • before
  • after
コンクリートの劣化や鋼材の腐食、塗装の劣化などを修復し、構造物をより長く使用できるようにするための設計です。耐震補強と同じく、すでに通行している橋なので、現在の使用状況や工事の施工条件、更に気象条件などもしっかり把握し、適正な工法を選定します。あと何年くらいその橋を使用する計画なのかによっても工法が変わりますので、施設の管理者と十分打ち合わせをして設計を行います。
道路構造物設計
道路に付随する、ボックスカルバート、土留め擁壁、横断歩道橋、アンダーパスなどの設計をしています。数多く造られているのですが、一般の人は気が付かずに通り過ぎてしまうことが多いようです。橋梁と比べれば規模は小さいですが、完成すれば設計者としての喜びを感じます。
河川構造物設計
私たちの生活を水害から守る護岸工の設計や魚の生息に必要な魚道の設計などを行っています。近年、台風による水害が年々大きくなって来ています。将来は、地下河川や河川の貯留施設など大きな災害から生活を守る仕事ができたら良いと考えています。
仮設構造物設計
工事をするために必要な工事用道路やう回路としての仮橋、工事範囲の影響を小さくするための土留め工などを設計しています。これも一般の人は「また、工事をしているのか」くらいの感覚で通り過ぎてしまうと思います。地図には残りませんが、これも大切な設計のひとつです。

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構造物点検・調査

高度成長期に集中的に整備された社会インフラは経年的・環境的・外力的などの要因により老朽化対策が必要になってきました。
皆さんも塗装の劣化した橋や曲がってしまった欄干を見かけたことがあると思います。橋げたの下にはもっと専門的で深刻な損傷・変状が見られます。
点検業務はこれら構造物の現在の状態を的確に把握するとともに、診断、評価し、適切な維持管理へと導くための重要なプロセスと考えます。
当社では橋梁点検のほか横断歩道橋、横断地下道、トンネル、シェッド、標識、擁壁、のり面点検等多くの点検を行っています。

こんな現場で活躍できます!
橋梁点検
梯子による点検や、点検車やリフト車を使った点検など、その現場の地形に合わせた方法を選択しています。最近はドローンによる点検も採用されるようになりました。特に国道や高速道路の橋梁を点検する場合は、十分な安全対策を講じてから取り掛かります。当社では年間1000 ~ 1200 橋を調査しています
立体横断施設点検
横断歩道橋は、駅前では多くの通勤・通学の人が利用し、学校の周辺では児童が登下校に利用しています。古い階段などは水が溜まりやすく、錆びて穴が開いている場合もあります。利用者が安心して渡ることができるよう細心の注意を払って作業をしています。
シェッド点検
山間部の道路を通るときに良く見かけるものです。落石を防ぐものを「ロックシェッド」、雪崩を防ぐものを「スノーシェッド」と言い、万一の時に私たちの命を守る重要な防災施設です。利用者被害の可能性のある場合は、破損・変状箇所を撤去するなど応急措置を講じながら点検を行っています。
のり面点検
近年の台風災害では、のり面の土砂崩れによって尊い命が失われています。のり面の調査を行い、変状の有無や現れた変状の規模・進行状況の記録を行うことによって、適切な対策が講じられ、災害が発生しないことを願って作業をしています。
圧縮強度試験
劣化したコンクリートの強度を把握するため、現地においてリバウンドハンマーを使用した「反発度法」が多く用いられています。大がかりな装置を必要としないため、狭い場所でも対応が可能です。
中性化試験・他
中性化はコンクリートの宿命とも言われる劣化現象です。「ドリル法」による中性化試験は、使用中のコンクリートに与える影響が少ないことから、良く採用される試験方法です。当社では中性化試験のほかに超音波板厚測定や配筋探査なども行っています。

会社概要

社名
株式会社 シビル・デザイン・ツーワン
代表者
代表取締役 廣瀬 隆
本社所在地
〒500-8382 岐阜県岐阜市薮田東1丁目6番地8
TEL
058-273-1058(代)
FAX
058-273-1239
資本金
1000万円
設立
平成12年8月16日
従業員数
30名(内大卒22名)
【技術者21名、CADオペレーター9名】
業務案内
【土木設計】
橋梁計画及び下部工設計
橋梁補修・補強設計
道路構造物及び河川構造物設計
【点検・調査】
橋梁点検・トンネル点検
道路施設点検・非破壊調査